プラセンタで胸が大きくなる?気になるバストアップ効果と効能を考える
2017/12/21
プラセンタっていうと、よく美容系のサプリとして紹介されてます。
シートマスクや美容液に配合されていることもある、メジャーな美容成分です。
肌にいいと言われている一方で、「バストアップにも効果がある」と言われることも。
その理由は、「女性ホルモンのバランスを整える」作用があるからですね。
ホルモンバランスを整える成分は数あれど。
プラセンタの効果はどのくらいのものなのでしょうか。
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プラセンタって何?基礎知識とそこが知りたいってとこ
プラセンタは英語で「胎盤」
出産のときに、最後にドロっと出てくるやつですね。気持ちいいやつ。
プラセンタがいい!とかよく聞くわけなんですが、それにはこんな効能があるからです。
プラセンタの効果や効能
胎盤は、母体と赤ちゃんをつないでいる重要な器官。
動物の一部には出産後、まず自分の胎盤を食べるものもいますし、
どっかの国では、人間の母親も胎盤を少し口にするとか聞きますし。(うろ覚え)
プラセンタに含まれているのは、
アミノ酸・タンパク質・脂質・糖質などの生きるために不可欠な栄養素から
ビタミン・ミネラル・核酸・酵素などなど、胎児が生きていくために必要な栄養素も。
まどろっこしい方は、「なんかめちゃくちゃ栄養がいっぱい」という解釈でいいかと。
そして栄養がめちゃくちゃいっぱいだから、効果や効能もたくさんあります。
- ホルモンバランス・自律神経の調整
- 活性酸素の除去
- 抗アレルギー・抗炎症作用
- 代謝促進・活性化
- 肝臓機能向上
バストアップに効果があるんじゃないか?って言われてるのは、
この「ホルモンバランスの調整機能がある」ってとこからです。
女性ホルモンっていうと、アレです。乳腺の発達ね。
(参考:女性ホルモンはバストアップに効果的なのか?エストロゲンが胸を大きくする理由)
女性ホルモン(特にエストロゲン)は、胸を大きくする基盤を作るもの。
サプリだ食事だと言って、結局は女性ホルモンの分泌を増やすのが最終目的です。
道筋は違っても、ゴールは同じってやつ。
プラセンタには成長因子も含まれている
マカや青汁、コエンザイムなど、
サプリには「結果的に女性ホルモンの働きを助ける」ってのがあって、
そういう他のサプリとプラセンタの一番の違いがこれ。
成長因子があるかないか。
プラセンタには成長因子(グロースファクター)が含まれてます。
さて、「成長因子」と聞いて、分からなくても語感から察せたりするんですが要は、
「細胞の働きを促進して、成長ホルモンを活性化させる物質」という。
つまり、「栄養を胸にきちんと運び込む」というだけでなく、
成長ホルモンの分泌やバランスを整えて、胸がより発達しやすい状態にしてくれるんですね。
まわり回って女性ホルモンの分泌を助けるっていうのと違って、
総合的に胸全体の発達を支えることができる成分が入ってるのがプラセンタなのです!
うひゃー、こう聞くとなんかすごいミーハーになるよね。
更年期の女性にプラセンタが処方されることからも分かるように、
プラセンタはホルモンバランスの調整が得意な成分。
分泌が滞っているホルモンを助けたり、狂ったバランスを元に戻したり。
胸に関してはもちろんですが、お肌とか生理前のイライラとかにもいいかもですね。
プラセンタにはどんな種類がある?
さて。「栄養の…宝物庫やで~!」なプラセンタですが、いくつか種類があります。
プラセンタの原料となるものには、
- ヒト
- 馬
- 羊
- 豚
- 植物由来
牛については、狂牛病が流行したときに使用が禁止されました。
ヒト由来のプラセンタについては、医療機関でのみの使用に限られてます。
羊については国内では生産が禁止されてるので、輸入品のみ。
だから一般的に手に入るのは「馬・豚・植物由来」のプラセンタ。
で、何が原料になっているかがどう影響してくるかというと、
価格と効果に、とっても顕著に出てくるわけですね。
馬由来のプラセンタ
馬の妊娠期間は330日。
妊娠期間が長いので出産の回数も多くて年に一回。
得られる胎盤の数が少なくなるので、どうしても値段が高くなります。
ただその一方で、馬の飼育環境ってものすごく上げ膳据え膳なんですね。
ものすごくよく面倒見てもらってるでしょ、馬って。
その分、馬の健康や安全の管理も行われてるので、胎盤も質がいいと言われてるんですね。
その上、プラセンタの原料として使われているのはサラブレッドがほとんど。
血統がはっきりしているのも、安全性が高いと言われている所以です。
なんたって、他のプラセンタよりもアミノ酸の含有量も多いし、種類も多い。
高級プラセンタに配合されてるのは、多くの場合、馬です。
豚由来のプラセンタ
豚は妊娠期間が少なく、一度に10匹前後の赤ちゃんを産むこともあります。
胎盤が手に入りやすい分、馬プラセンタよりも安価。
現在のプラセンタの主流は、豚のプラセンタです。
栄養成分も大きく劣るわけではないものの、気になるのは安全性。
胎盤は養育環境に大きく左右されると言われます。
人間だってそうですね。妊娠中はスナック菓子とかジャンクフードとか食べないようにしますし。
豚の飼育環境は、おそらく馬よりは悪いだろうと思うし、
ワクチン接種や薬剤投与をされていることも。
「いやー…なんか不安じゃない?」の方は、こうやって選びましょう。
しっかりと品質管理されて育てられた豚を見分ける1つの方法として、
「SPF豚」から抽出されたプラセンタを選ぶということがあります。
スキンケア大学 『豚プラセンタの特徴と効果』
SPF豚は抗生物質などを与えないなど、厳格な基準をクリアしている豚さん。
不純物が混ざりにくいので、選ぶならSPF豚のプラセンタを選びたいところです。
植物由来のプラセンタ
プラセンタって胎盤なので、胎盤のない植物には本当は当てはまりません。
植物由来のプラセンタの場合、使われるのは「胎座」という部分。
胎座は発芽が起こる場所なので、そのための栄養が十分につまってます。
植物由来のプラセンタと動物由来のプラセンタの違いは、
細胞を活性化させる成長因子の働きがあるかないか?という部分。
アミノ酸やビタミンは含まれているので、化粧品に使われることが多い成分です。
胸目的なら、できれば植物由来以外のプラセンタを選びたい。
プラセンタでバストアップできる?のまとめ
どのサプリでもそうでしょうけど、プラセンタだけで胸が大きくなるのは難しい。
他のマッサージや体操やなんだかんだと組み合わせなきゃですね。
プラセンタ自体はこのように
むしろビタミン剤などと併用することは、より効果的であると考えています。
引用:みなみ草加クリニック
他のサプリ(どれでもじゃないよたぶん)と組み合わせても効果的だそうで。
単独では難しいとは言うものの、プラセンタの「発育を促す基盤」作用は魅力的です。
アレルギーの方は要注意ですが、
長く続けることを考えると、信頼できる豚プラセンタを選ぶのがまぁ妥当かなとか。
思います。